BokehのRangeToolをつかってみる

どうも、Bokeh芸人のどりらんです。

Bokeh 0.13からRangeToolが使えるようになりました。
直近の時系列データみたいが、過去を遡ってみたい場合などに便利です。
グラフの範囲選択ツールで、
Highstock などでは時系列データを可視化する際にデフォルトでついている機能だったりします。

おおまかな手順は下記のとおりです。

  1. RangeToolを描画するfigureインスタンス(図)を作成する
  2. RangeToolインスタンスを作成する
  3. 1.add_tools メソッドの引数に 2. を渡す

RangeTool クラスにキ

Jupyter本没原稿集#2.2 ipywidgets#2
ボツネタ供養の第三弾です。前回から大分間が空いてしまいました。申し訳ありません...
今回は残りすべてのウィジェットを紹介します。

ToggleButton

トグルボタンです。ボタンをクリックすると真偽値が切り替わり、状態が保持されます。以下のコードでは2つの値の論理積を出力しています。

from ipywidgets import ToggleButton


def x_and_y(change):
    clear_output()
    print(toggle_button_x.value & toggle_button_y.value)
Jupyter本の没原稿集 #1 Bokehで凝った円グラフを描画する

ボツネタとは

Jupyter本 にはページ数の都合で入り切らなかった内容を紹介する企画第一弾です。
涙をのみながらボツにした原稿を少しカジュアルにして本ブログで復活させます。

Bokeh で凝った円グラフを描画する

今回は Bokeh を使用して、下記の要件を満たす円グラフを描画してみます。

  • 要素数が多いため、上位のみを表示する
  • 上位以外はテキストを表示せず、目立たない表示にする(徐々にグレイアウト)
  • テキストの書式を設定する

テンプレどおりのグラフなんてつまらない、プレゼンで差をつけたい、なんて場合にはカスタマイズしたグラフ

著者が語るJupyter本の読みどころ

ご縁があって、 PythonユーザのためのJupyter[実践]入門 という書籍を共著で執筆させていただきました。

本記事では本書の読みどころなどについて、勢いに任せた乱筆ですがつらつらと語っていきたいと思います。

本書の目的

本書の3ページ「はじめに」を全文掲載します。まさにここに書かれていることが本書を読む動機となると思います。書店などで本書を手にとってパラパラ見ていだければ雰囲気はつかめると思います。

本書は、「Jupyter Notebook」の使い方と「データの可視化」にフォーカスを当てた書籍です。 Jupyt

Jupyter Notebookサンプル

Miyadaiku では Jupyter Notebook の ipynb ファイルをそのままサイトまたはブログの記事として投稿できます。

In [1]:
from bokeh.plotting import figure, output_notebook, show

output_notebook()
p = figure(plot_width=200, plot_height=200)
p.line([1, 2, 3], [3, 2, 1])
show(p)
Loading BokehJS ...

このようにJSが必要なnotebookもレンダリングされています

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